2022年10月30日 ひらめき☆ときめきサイエンス2022「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
2022年11月15日
10月30日(日)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2022「フィールドワークに行こう!―地層と化石の調査から大地の成り立ちを探る―」を、自然科学棟501教室と岐阜県瑞浪市(フィールドワーク)で開催しました。ホームページなどで参加者を募り、県内外から中学生21人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「フィールドワークに行こう!」では、地質学を研究する理科教育講座 星博幸教授が、1800 万年前の東海地方のようすをフィールドワークによって探究してもらうプログラムを企画・実施しました。
まず参加者は、本学の教室で星教授から地層と化石の講演を聞き、大学生アシスタントの補助を受けながら、各自で地層観察用の粒度板を作成しました。その後、大型バスで岐阜県瑞浪市の地層観察地へ向かい、自分で作成した粒度板を使って地層をつくる岩石の種類を調べ、火山灰の地層を観察しました。また、化石採取地では、自分で掘り出した化石を調べて1800万年前の環境復元にチャレンジしました。
参加者からは「化石をきれいに発掘できてうれしかった」「地層についても深く学べた」「化石や地層にさらに興味を持てたのでまた参加したい」という声が寄せられ、充実した時間を過ごしてもらうことができました。
(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)