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2022年11月25日 外国人児童生徒支援リソースルーム講演会「多文化共生社会を支えるために Part2 ~自分にできること 自分だけではできないこと~」を開催しました。

2022年12月08日

11月25日(金)、本学教育未来館多目的ホールで、外国人児童生徒支援リソースルーム講演会「多文化共生社会を支えるために Part2 ~自分にできること 自分だけではできないこと~」を開催し、教育関係者、本学教職員および学生など約70人の参加がありました。会に先立ち野田敦敬学長からあいさつがあり、日本語教育支援センターの概要や今回の講演会が開催されるまでの経緯についてお話がありました。

第1部では、俳優で人権活動家のサヘル・ローズさんより「思いに、国境はない」をテーマにご講演いただきました。8歳で来日後、国による文化の違いから生じた失敗談や苦労したこと、本気で向き合ってくれた先生との出会いなどを優しい語り口でお話しいただき、会場全体がサヘルさんの魅力に引き込まれました。

参加者に語りかけるサヘル・ローズさん参加者に語りかけるサヘル・ローズさん

講演中のサヘル・ローズさん講演中のサヘル・ローズさん

第2部では、本学教育学部初等教育教員養成課程国語選修3年の林大聖さん、本学卒業生で現在、豊明市小学校教諭の遠藤真さん、本学卒業生で愛知県職員の安藤瑠香さんの3人の発表者に、外国人児童生徒支援リソースルームの活動などを通じて知ったこと、現状考えていること、実際に踏み出した一歩についてそれぞれの立場からお話ししていただきました。 発表の後には短時間のグループディスカッションを行い、講演や発表内容の感想を共有しました。

最後に、杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事から閉会のあいさつがあり、講演会を終えました。

発表後、ディスカッションに加わる遠藤さん発表後、ディスカッションに加わる遠藤さん

ディスカッション後の発表の様子ディスカッション後の発表の様子

参加者からは、「子どもの心を支える存在の大切さに気付くことができた」「今まで自分がどれだけ外国ルーツの子どものことを主観的に見ているかが分かった」「(これからの支援では)もっと子どもたちとコミュニケーションをとり、寄り添えるようになりたい」などの感想があり、実り多い講演会となりました。

(外国人児童生徒支援リソースルーム研究補佐員 福丸純子)

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