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2022年12月15日 第27回AUEアカデミックカフェを開催

2022年12月21日

12月15日(木)、本学次世代教育イノベーション棟 AUEカキツバタホールにて「第27回AUEアカデミックカフェ 身近なところからみんなで始めるSDGs~持続可能な社会を生き抜くために~」を開催しました。

あいさつをする野田敦敬学長あいさつをする野田敦敬学長

AUEアカデミックカフェは、お茶とお菓子を片手に、気軽にアカデミックなひとときを過ごせるイベントです。進行は近藤裕史総務・企画部長が務め、はじめに野田敦敬学長からあいさつがあり、大鹿聖公教授(理科教育講座/地域連携センター長)による講演が始まりました。

講演する大鹿聖公教授講演する大鹿聖公教授

最初にSDGsとは何か、現状はどうなっているかについての説明があり、SDGsが達成できないと環境問題、社会問題、経済問題に発展してしまうことが確認されました。続いて、日本のSDGsの達成状況が示され、日本では「4 質の高い教育をみんなに」「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「16 平和と公正をすべての人に」は達成できているものの、「5 ジェンダー平等を実現しよう」「12 つくる責任つかう責任」「13 気候変動に具体的な対策を」「14 海の豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさも守ろう」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」については課題が残っていると指摘されました。その後、愛知県でのSDGs推進の取り組み、世界から見た日本の大学のSDGsの立ち位置やユネスコスクールの活動が紹介されました。

講演の様子講演の様子

そして、講演のテーマである大学生活の中の身近なところから始められるさまざまなSDGsが紹介されました。本学で行っている学習支援ボランティアや外国人児童支援は、本学学生にとっては馴染みのある活動ですが、周りからみたら珍しく、立派なSDGsの活動であるということを、体験談を踏まえて説明がありました。他にも、TOEICの資格を取得すること、課外活動に参加することやSDGsコンテストに参加してみること等も間接的にSDGsへの貢献につながり、大学生活の中でも意識すれば、SDGsに貢献できる機会が数多くあることが分かりました。

SDGsのイベントに参加した学生の感想SDGsのイベントに参加した学生の感想

最後に、大鹿教授がかかわった、学校で手軽に使えるSDGsの教材や遊びながらSDGsを学べるSDGsかるた、SDGsすごろく等の紹介があり、SDGsを知って自分事と気づいて行動に移していくことが大切だと述べ、講演が終わりました。その後、実際にSDGsのイベントに参加した学生からの意見として、「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」に参加した学生からも、参加した感想が述べられました。

アンケートでは「自分がどうすることで、SDGsにつながるのか知ることができ、SDGsへのハードルが下がりました」「授業に生かせそうな内容でした」「SDGsについていろいろ取り組んでみようと思っています」など、今後につながる前向きな感想が多く聞かれました。

(広報課 向井健人)

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