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2023年1月28日 「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 成果フォーラムを開催しました。

2023年02月07日

1月28日(土)にウインクあいちで「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 成果フォーラムを開催しました。

このフォーラムは、文部科学省補助事業「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」における本学が主催する「ESD for 2030」TOKAIプロジェクトの集大成として、今年度7月から5回にわたり実施してきたESD授業づくりのための研究会の、成果発表の場として開催し、20人程にご参加いただけました。この事業は一部を一般社団法人SDGsコミュニティに委託しており、当日は、司会を一般社団法人SDGsコミュニティの清水君代理事/事務局長が、ファシリテーターを同法人の新海洋子代表理事が担当しました。

はじめに、本学の杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事から開会のあいさつがあり、その後、以下のとおり3つのセッションで、会は進行しました。
セッション1 研究発表:「SDGs達成のためのESD授業紹介」
セッション2 グループセッション:「SDGs達成のためのESD授業への工夫と変化」
セッション3 全体セッション:「これから どのようにESD授業を展開するか」

研究発表では「ESD授業としてこんなことを実践した」、「実践していくにあたってこんなことを注意して行った」、「実践してみてこんなことが分かった」などの内容を、研究会に参加した教員5人から発表がありました。どの発表も、とても実践的で、現職の先生方にも大いに共感していただけるような内容でした。発表には、参加者同士で会話をするものもあり、その際の活発な様子からも、発表の質の高さが伺えました。

杉浦慶一郎理事の開会あいさつ杉浦慶一郎理事の開会あいさつ

豊野高等学校 宇野京佳教諭の研究発表豊野高等学校 宇野京佳教諭の研究発表

グループセッションでは、3つのグループに分かれ、研究発表をされた教員や、それ以外の研究会参加教員に研究会でどのようなことに取り組んだか、研究会に参加してどのような変容があったかを共有しました。本フォーラムは教育関係者を対象としているため、参加者の皆様に身近な内容であったためか、どのグループも終始活発に話し合う様子が見られました。

全体セッションでは、それぞれのグループでどのような対話が持たれたかを共有し、研究会のチューター、アドバイザー6人から、今回のフォーラムを受けて、また、これまでの研究会を通して、どのような変化があったか、これからどのようにESDを普及していってほしいかなど、それぞれコメントをいただきました。

グループセッションの様子グループセッションの様子

清水君代理事からの全体セッションでの情報共有清水君代理事からの全体セッションでの情報共有

その後、研究会の評価委員として参加いただいた、元静岡県伊豆市立伊豆中学校長の大塚明氏と、本学学校教育講座の趙卿我准教授からコメントをいただき、最後に大鹿聖公地域連携センター長から閉会のあいさつがありました。

コメントをする大塚明評価委員と趙卿我准教授コメントをする大塚明評価委員と趙卿我准教授

大鹿センター長からは、「ESD for 2030」TOKAIプロジェクトはこれで終了するが、本当のESD推進は、まさにこれからがスタートであり、研究会に参加いただいた教員の方々や、今日ご参加いただいた教育関係者の皆様によって、普及していくことがとても重要であること、そしてそのために、愛知教育大学もぜひサポートをさせてほしいと、今後の展望について語りました。

大鹿センター長の語るとおり、これで終わるのではなく、これからにつなげていくことが大切であるということを再認識し、成果フォーラムを終了しました。

(地域連携課 地域連携係 角三岳大)

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