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後期の生活科の授業の一環で、学生が施設課職員にインタビューを行いました。

2023年03月15日

後期の生活科の授業(初等生活科教育内容A、初等生活科教育法A、生活科教育概論Ⅱ)の一環で、学生たちが大学構内で見つけた施設にかかわる疑問について施設課の谷川正憲副課長と大河内堅係長にインタビューを行いました。

下記は学生の振り返りシートからの抜粋です。

「施設課職員にインタビューをしてわかったことは、私たちのことを私たちが想像している以上に考えてくださっているということである。「はてな」として出てきた街灯の形の答えにしても、学生が星を見たいという要望をかなえるために緻密な設計・配置を考えてくださっていることを知り、とても驚いた。また、トイレの数に関しても、休憩時間内に皆が平等に使用できることを考えて、トイレ時間の長い女子のためのトイレが多いこともありがたいなと思った。サービスレベルを上げることを目指しているとおっしゃっていて、私たちが日々当たり前のように快適に学校生活が送れているのは、そういった配慮があるおかげなのだなと実感した。」このように、多くの学生が施設課の職員の思いや工夫、努力を知ることができました。

一方、インターネット等を用いた調査活動とは異なる、人と出会う調査のよさについて感じる学生も多く見られました。

「たくさんの「はてな」に対して、一つ一つ丁寧に分かりやすく教えてくれた施設課職員の人柄の良さをとても感じることができたように思う。最近は、分からないことがあればインターネットで調べればある程度の答えは導き出せる時代である。しかし、インターネットではその人の人柄等は分からない。直接聞くことで、相手の優しさ、温かさを感じられたため、子どもたちにも人とのつながりを大事にするように指導していこうと思った。子どもたちにできるだけ多くの人に出会い、話を聞く機会を与えてあげられる教員になりたいと思った。」

また、施設課の両氏へのインタビューを経て、さらなる調査活動への動機づけを得る学生も多くいました。

「他の人の質問や解答を聞いて、自分では思いつかなかったような「はてな」を知ることができた。自分が訪れたことのない施設も多数挙がっていたので、愛知教育大学の施設について知るいい機会となった。そして、普段何気なく過ごしている空間でも、よくよく探してみたら、たくさんの「はてな」が見つかるということを学ぶことができた。大学以外でも、自分の身の回りについてもう一度見直してみたら、「はてな」が見つかるかもしれないと考えた。」

谷川正憲副課長(左)、大河内堅係長(右)谷川正憲副課長(左)、大河内堅係長(右)

以上のように、施設課の谷川副課長と大河内係長へのインタビューを通して、学生たちは施設課職員の思いや工夫、努力について知り、また、人とつながる活動の良さを実感することができました。多くの学生はさらに、他者との交わりの中で新たな探究活動への動機づけを得ることを実感することができ、後期最終講義に至るまでその意欲を持続させることができました。

施設についての説明の様子施設についての説明の様子

インタビューの様子インタビューの様子

(生活科教育講座准教授 西野雄一郎)

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