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2023年1月25日 全学FD「学校教育におけるESDとユネスコスクールの展開」を開催しました。

2023年03月30日

1月25日(水)、本学次世代教育イノベーション棟AUEカキツバタホールにて地域連携センター・教育研究創成センターFD開発部門共催で全学FD「学校教育におけるESDとユネスコスクールの展開」を開催しました。

本FDは、文部科学省補助事業「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」における本学が主催する「ESD for 2030」TOKAIプロジェクトの一部として実施し、学内外から18人の参加がありました。

進行は三浦秀樹地域連携課長が務め、はじめに杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事からあいさつがあり、大鹿聖公地域連携センター長による講演が始まりました。

開会のあいさつをする杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事開会のあいさつをする杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事

講演をする大鹿聖公地域連携センター長講演をする大鹿聖公地域連携センター長

最初にESDとは何か、世界的な動向やどのような過程を経てきたのか、文部科学省がすすめる現在のESD、新しい教育課程におけるESDの位置付けについて解説がありました。ESDの在り方については、「ESDは特段新しいことをやるのではなく、学習指導要領を具体的に実践していくことがESDになる」こと、また、ESDを実践するにあたって参考となるカリキュラム・デザインや実践の事例が紹介されました。新潟県や愛知県内の小学校の子どもたちが地域の人とかかわりながら、自主的に学習を進めていき、物事を自分事として捉え、自分が持つ知識を活用していく取り組みが挙げられました。

講演の様子講演の様子

最後に、本学のASPUnivNet(ユネスコスクール支援大学間ネットワーク)の取り組みが紹介され、SDGsとESDについて「SDGsというのは山の頂上であり、ESDは頂上にいたるためのさまざまな情報を提供することである。そして、最終的に子どもたち自身がその情報を自主的に最適な選択をしていくことがSDGsにつながる」とまとめ、講演が終了しました。

参加者からは、「ESDに取り組みたいと思っていましたが、その思いがますます強くなりました」「政策と地域での取り組みの両方が学べ、たいへん勉強になりました」などの感想があり、ESDへの理解を深め、より一層取り組んでいくための一歩となる充実したFDとなりました。

(地域連携課 地域連携係 山下湧生)

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