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2023年5月5日「第4回親子プログラミング教室」を開催!

2023年05月12日

5月5日(金)、愛知教育大学と丸善雄松堂(株)および豊田まちづくり(株)は、T-FACE(豊田市駅西口)において「第4回親子プログラミング教室」を開催しました。昨年度から開始したこのイベントは、60分という限られた時間で、試行錯誤をする中で「子どもたちの創造性を伸ばす」ことを第一の目的としており、午前、午後の部に合計20組の親子がプログラミングを体験しました。

最初に、新津勝二理事・副学長から、愛知教育大学の紹介と未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環としてプログラミング教室を開催していることの説明がありました。次に、教職キャリアセンター中池竜一准教授による「プログラミング教育に関する講演」と教育版マインクラフトの基本操作の説明が行われました。

未来共創プランの説明未来共創プランの説明

操作の説明をする中池竜一准教授操作の説明をする中池竜一准教授

その後、参加者は、『プログラムで橋を作る』という課題を解決するために、材料を選び、どのようにつなげるのかを親子で一緒に考え、その都度プログラムを作り直すなど試行錯誤を繰り返しました。中には橋脚の上にランプを置くなど装飾にこだわる児童や、立体的なアーチを作って全体のフォルムをアピールする児童もいました。子どもならではアイデアに感心する親の姿も見受けられ、会場内は優しい雰囲気に包まれました。いくつかの完成した作品は、プログラムとともに完成の様子が大きなスクリーンに映し出され、子どもたちからは、プログラム作りで苦労した点や工夫した点が発表されました。

教育版マインクラフトを使ったプログラミング教室は、申し込みと同時に定員が埋まるほどの大人気でしたが、夏と秋にも予定しているので、より多くの親子に参加していただけるよう内容を充実していく予定です。

サポートする学生サポートする学生

なお、今回も愛知教育大学学生ICT支援員4人が親子のサポートを丁寧に行い、学生たちも楽しい1日を過ごすことができたようです。

【新津勝二理事の講評】

「昨年はロボットを使ったプログラミング教室を開催しましたが、教育版マインクラフトは子どもたちの主体性をより発揮させる良い機会になったと思います。20組が完成させた一本橋はどれも同じものがないことからもそのことが証明されていますが、今回も子どもたちの自由で柔軟な発想に驚かされました。子どもキャンパスプロジェクトの一環として、プログラミング体験ができる機会をもっと増やしていきたいです」

【中池竜一准教授の講評】

「プログラミング的思考を学ぶ際には、与えられた問題の正解を追い求めるような受動的な学びだけではなく、子どもの創造性を伸ばすような自由で自発的な学びも重要だと考えています。今回、学年もプログラミング習熟度も異なる子どもたちは、親子で一緒に悩みながら自ら目標を定めて積極的に挑戦をし、それぞれにオリジナル作品を生み出しました。私は、作品の素晴らしさだけでなく、その努力した過程もまた全力で褒め称えたいと思います。このような自由で楽しいプログラミング体験を通して、子どもたちの家庭や学校での自発的な学びが進めば何よりです」

【参加者の感想】

〇子ども ●保護者

〇マインクラフトの使い方が分かってとてもうれしくなった。
〇家でもっと大きな橋を作ってみたい。
〇自分で考えるプログラミングは楽しいと思った。
●子どもにプログラミングを体験させたかったので参加できて良かったです。
●子どもキャンパスプロジェクトは素敵なイベントですね。
●愛知教育大学に家族で行ってみたくなりました。

講評する新津勝二理事講評する新津勝二理事

会場全体の様子会場全体の様子

(理事・副学長 新津勝二)

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