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2023年10月29日 ひらめき☆ときめきサイエンス2023「フィールドワークに行こう!」を開催しました。

2023年11月29日

10月29日(日)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2023「フィールドワークに行こう!―地層と化石の調査から大地の成り立ちを探る―」を、自然科学棟501教室と岐阜県瑞浪市(フィールドワーク)で開催しました。ホームページなどで参加者を募り、県内外から中学生23人が参加しました。

ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。「フィールドワークに行こう!」では、地質学を研究する理科教育講座 星博幸教授が、1800 万年前の東海地方の様子をフィールドワークによって探究してもらうプログラムを企画・実施しました。

まず参加者は、本学の教室で星博幸教授から地層と化石の講演を聞き、大学生アシスタントの補助を受けながら、各自で地層観察用の粒度板を作成しました。その後、大型バスで岐阜県瑞浪市の地層観察地へ向かい、自分で作成した粒度板を使って地層をつくる岩石の種類を調べ、火山灰の地層を観察しました。また、化石採取地では、自分で掘り出した化石を調べて1800万年前の環境復元にチャレンジしました。

河原で化石採集河原で化石採集

1800万年前の地層の観察1800万年前の地層の観察

参加者からは「図を使った地層の解説が分かりやすかった」「質問に優しく答えてもらえ疑問が解決できた」「自分で化石を掘って実物に触れる貴重な体験ができた」という声が寄せられ、化石や地層について理解を深めていただくことができました。

(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)

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