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2023年12月10日 かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会に参加しました。

2023年12月13日

あいさつをする研究所所長の大村秀章知事あいさつをする研究所所長の大村秀章知事

12月10日(日)、名城大学ナゴヤドームキャンパス南館DSホールで開催された「かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会2023」に本学の学生が参加しました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」は、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県が始めた事業であり、2014年のESD国際会議を開催した翌年から、大学生によるESD、SDGs活動の推進として積極的に取り組まれています。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。この成果発表会は、半年間にわたって大学生と企業とが協働しながら提案した課題解決策を成果として広く発表する会として行われました。

第9期目となる本年度は、愛知県の8つのパートナー企業・団体によるチームが編成され、本学からは、学校教員養成課程義務教育専攻生活・総合専修1年の伊藤和花さんが「チーム・バロー」に、学校教員養成課程義務教育専攻理科専修3年の家永萌音さんが「チーム・にししん」に、同3年の細見洸旗さんが「チーム・アルペン」に、同2年の高山隼汰さんが「チーム・Pasco」にそれぞれ参加しました。

「チーム・バロー」成果発表を終えた伊藤和花さん「チーム・バロー」成果発表を終えた伊藤和花さん

「チーム・バロー」では、「フードロス削減に向けて子どもと取り組めるプログラムを提案せよ」の課題に対して、「カードゲームでサステナブルな買い物の練習を!冷蔵庫内に期限切れ食材が無いようにしよう!」をタイトルに、小学生が楽しみながら体験できる買い物シミュレーションゲームを開発し、また、フードロスを家庭で考え、実践するフードラブックを開発し、それを子どもたちに実践、バローで閲覧できる仕組みの企画を提案しました。

「チーム・にししん」成果発表をする家永萌音さん(右端)「チーム・にししん」成果発表をする家永萌音さん(右端)

「チーム・にししん」では、「にししんアプリやSNSを活用した家庭や地域でのエコ活動を企画せよ」の課題に対して、「~みんなで取り組もう!~地域で繋がる「にしエコトライアングル」」をタイトルに、にししんのアプリを地域事業者と家庭とつないだエコ活動推進するアプリの活用とそれを推進する仕組みやキャンペーンの企画を提案しました。

「チーム・アルペン」成果発表を行う細見洸旗さん「チーム・アルペン」成果発表を行う細見洸旗さん

「チーム・アルペン」では、「スポーツを未来につなげるために、スポーツ小売にできる新たなアクションを検討せよ」の課題に対して、「SDGs×スポーツイベント~フォトギング~」をタイトルに、写真を撮りながらジョギングを行う新しいスポーツを提案しました。町の中を一緒にジョギングする仲間とツーショットを撮ったり、SDGsの目標と同じ色を見つけて撮影したりと、楽しみながら街の中のSDGsを見つけ、地域の魅力に気付く、運動要素を取り入れた新しいスポーツの企画を提案しました。

「チーム・Pasco」成果発表を行う高山隼汰さん「チーム・Pasco」成果発表を行う高山隼汰さん

「チーム・Pasco」では、「健康で豊かな食生活に役立つサステナブルな製品・サービスを考案せよ」の課題に対して、「パンを健幸食に!~"Health & Well-being for all with Pasco~」をタイトルに、朝食を食べない20代を対象にマイスタイルパンの開発、好きなパンを食べたくても食べられない高齢者を対象としたアレンジレシピの開発と、学生ボランティアによる交流企画を提案しました。

最優秀賞チームの「チーム・Pasco」のメンバーと大村秀章知事。研究員の高山隼汰さん(左端)最優秀賞チームの「チーム・Pasco」のメンバーと大村秀章知事。研究員の高山隼汰さん(左端)

どのチームにおいてもそれぞれ個性的なプレゼンテーションが行われました。課題解決発表後、審査員による厳正な審査の結果、最優秀賞は「チーム・Pasco」が、優秀賞とオーディエンス賞は「チーム・サンゲツ」がそれぞれ受賞しました。今後、提案された課題解決策について、企業が実現させていくこととなります。

令和6年1月に、再度、愛教大の学生が参加した3チームの学内発表会を開催予定です。ぜひ、成果を聞きに来てください。今後の活躍に注目です。そして、本事業は次年度も開催予定です。学生の皆さん、次の研究員としてぜひトライしてください。

(地域連携センター長 大鹿聖公)

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