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2024年1月27日「地域連携フォーラム2023」を開催

2024年02月06日

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1月27日(土)に刈谷市総合文化センターで「地域連携フォーラム2023」を開催しました。

本フォーラムは、「未来をともに創る 私たちのSDGs」をテーマに、刈谷市内の6中学校(刈谷南中学校、刈谷東中学校、富士松中学校、雁が音中学校、依佐美中学校、朝日中学校)と、刈谷高等学校、愛知教育大学附属高等学校、愛知教育大学学生団体SAGAを招き、中学校、高等学校、大学など、各所をつなぐ催しを目指しました。

司会はSAGAが務め、野田敦敬学長による開会あいさつから始まり、刈谷市教育委員会 金原宏教育長から来賓ごあいさつをいただきました。その後、本学の大鹿聖公地域連携センター長より、本フォーラムの趣旨説明を行いました。

金原教育長のごあいさつ金原教育長のごあいさつ

前半は、まず初めに、雁が音中学校2年生の下水道実行委員から、一昨年に刈谷駅前観光案内所からのご依頼を受け、下水道&刈谷市の魅力PRを考えた際の発表がありました。2番目に、愛知教育大学附属高等学校サスティナ部から、放置竹林の問題を解決するための取り組み、カキツバタの広報活動などの取り組みの発表がありました。3番目に、刈谷高等学校 探究系2年生から、環境的負荷の少ない土砂災害対策の実現についてこれまでの研究成果の発表がありました。最後にSAGAから、SDGsに関して開発した教材の紹介や、それらを使っての出前授業の様子など日頃の実践内容の発表がありました。

どの発表もとても興味深く、参加していた中学生や高校生からも複数の質問が投げ掛けられました。

雁が音中学校の実践発表雁が音中学校の実践発表

質問する様子質問する様子

後半は、中学生5人、高校生2人、SAGAから1人の合計8人を1グループとして、6つのグループを作り、2グループずつ「ジェンダー平等に向けて、私たちにできることは何か」「どうして日本は働きがいの満足度が低いのか、そして将来、働きがいをもって働くために、今私たちにできることは何か」「人間と海の生き物がともに生きられる環境にするために、私たちはどのように過ごせばいいか」の3つをテーマに、討議を交わしました。

中学生、高校生は別々の学校の生徒でグループを作っており、普段、言葉を交わしあう機会の少ない集まりでの討議でしたが、とても活発に議論が交わされ、中学生、高校生、大学生の垣根なく意見が飛び交いました。

これら実践発表とグループ討議を受けて、角文株式会社の鈴木文三郎代表取締役社長と、刈谷市役所の村口文希企画財政部長から、助言や今後に期待することのお言葉をいただきました。

真剣にグループ討議真剣にグループ討議

村口部長のご助言村口部長のご助言

鈴木社長からは創造すること、つなぐことの大切さを、村口部長からは情報を発信すること、つなぐことの大切さについてメッセージをいただきました。

最後に本学の杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事による閉会の言葉があり、本フォーラムを閉会しました。

参加者からは、「中学生でここまで考え、分かりやすく発表できるものかと感心した」「グループ討議での意見交換が盛んで、とても初対面とは思えないほどだった」「大人も負けていられない!」などの感想がありました。

フォーラムの閉会後には、鈴木社長に直接質問をぶつける高校生の様子も見られ、目的であった「つなぐこと」をまさに達成できた有意義なフォーラムになりました。

鈴木社長のご助言鈴木社長のご助言

(地域連携課 地域連携係 角三岳大)

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