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2020年8月7日 留学生が9カ国語で刈谷市を紹介する映像コンテンツのナレーション収録を行いました。

2020年08月18日

事前説明の様子 事前説明の様子

現在,本学では株式会社キャッチネットワークの支援により,外国人留学生が刈谷市を9カ国語で紹介する映像コンテンツを制作しています。8月7日(金),教育交流館を使って9言語によるナレーション収録を行いました。

本学には留学生37人が在籍していますが,コロナ禍の中,留学生は予定していた日本人学生との交流や地域との触れ合いが十分にできない状況にあります。この映像コンテンツの制作は,こうした状況を心配したキャッチネットワークから提案いただいた留学生支援策の一つです。

見学に訪れた野田学長 見学に訪れた野田学長

映像の言語は刈谷市における外国人人口を考慮して選ばれており,英語,インドネシア語,タイ語,ポルトガル語,中国語,クメール語,タガログ語,モンゴル語,ベトナム語の9カ国語です。11人の留学生が参加し,キャッチネットワークが準備した刈谷市を紹介する映像コンテンツの日本語台本をそれぞれの母語へ翻訳しました。

収録日当日,留学生たちは映像制作のスタッフとともに,映像と照らし合わせながら原稿や読み方の最終チェックを行いました。現場には野田学長も見学に訪れ,「ナレーション収録はリラックスして行ってください。私はオンラインオープンキャンパスの動画を8回も撮り直しました」とユーモアたっぷりに留学生へエールを送りました。

最終チェックの様子最終チェックの様子

ナレーション収録の様子ナレーション収録の様子

原稿確認の後,ナレーション収録が行われ,留学生は少し緊張した面持ちで一人ずつ収録用に準備された部屋に入りました。この体験に留学生は「動画を見ながら練習してうまく言えるようになっていましたが,本番は緊張しました。このプロジェクトは貴重な経験でした。このVTRは刈谷市のことがよく分かり,インドネシアの人の役に立つと思います」(ラーマ・デヴィ・アマリアさん),「翻訳は難しかったです。『歌舞伎』や『江戸時代』などは日本人以外にはわからないので,具体的な説明をして分かりやすくなるように気をつけました。VTRは日本にいるブラジル人に紹介したいです」(クンニヤ・ジョセ・ホドリゴ・キリストさん)と話していました。このプロジェクトに留学生は本当に楽しそうに参加しており,また,翻訳を通して,留学生本人も刈谷市のことをさらに知ることができたようです。

映像は8月下旬ごろまでに完成し,試写会が実施される予定です。

(広報課 副課長 古田紀子)

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