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2014年10月8日 免許更新制高度化のための調査研究事業シンポジウムを開催

2014年11月05日

10月8日(水)に免許更新制高度化のための調査研究事業シンポジウム「教員免許更新講習の効果を問い直す―新制度充実へ向けた改善の方策―」を開催しました。

本シンポジウムは「平成26年度免許更新事業高度化のための調査研究事業」の採択を受け,本学で実施6年目となる講習の効果と課題を明らかにするとともに,平成28年度の講習より開始となる教員免許更新制の見直しの状況を踏まえ,今後の方向性を検討することを目的として開催しました。

報告を聞くシンポジウム参加者報告を聞くシンポジウム参加者

第一部では,生嶌亜樹子講師(教員免許更新支援部門),倉本哲男教授(教職実践講座),中井大介講師(学校教育講座)より,本学が独自に実施している受講生への事後アンケートの分析結果について,学校種別や講習形態の違いによる満足度や講習効果の実感につながる要因等について報告を行いました。

現場教員の苦労や講習への期待を語る姫岩教育次長ら現場教員の苦労や講習への期待を語る姫岩教育次長ら

第二部のパネルディスカッションでは,中村公治校長(岡崎市立東海中学校),姫岩弘治氏(尾張旭市教育委員会教育次長),本学更新講習を受講された加古久光教諭,森川晋平教諭,講習担当者である野平慎二教授(学校教育講座),山田篤史教授(数学教育講座)の6人が,それぞれの立場より更新講習の意義と効果について述べられました。

講習後の受講者の変容のイメージ,大学で開設する講習に期待すること,自身の教職生活における教員研修の意味など,忌たんのない率直な意見を受け,他大学や学校現場より参加いただいた8人を交え,参加者による活発な意見交換の場を持つことができました。学外より登壇いただいた4人のパネリストより,「本音で」という言葉が何度も聞かれたことが大変印象的でした。今後,パネルディスカッションに先立って教員免許更新支援部門より提案した調査研究報告の検討をさらに進め,新制度の準備を行っていくこととしています。

(大学教育研究センター 教員免許更新支援部門 生嶌亜樹子)

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