愛知県総合教育センターとの連携・協働による教員研修会を開催
2017年08月04日
愛知県総合教育センターとの連携・協働に関する協定に基づき,小・中学校や高等学校等の教員を対象とする平成29年度小・中学校等10年経験者研修が始まりました。
協定の締結は平成23年3月ですが,同センターが主催する教員研修は,協定締結前の平成16年度から毎年連携協力を行っており,今年度で14年目を迎えることとなりました。
同センターとの連携・協働による教員研修は,教員の高度化,実践力の向上を核に,教員養成に特化した広域拠点型の教員養成大学を目指す本学の,重要事項の一つであり,今後も一層教育委員会と連携を深めながら継続していく事業の一つです。
この教員研修には,同センターで実施するもの以外に,協定に基づき本学の講義室等を提供して実施するものがあり,愛教大会場としては,7月24日(月)に教育未来館多目的ホールにて実施する小・中学校10年経験者研修(保健体育)を皮切りに,社会科や生活科,国語科など,教科ごとに分かれ,8月下旬頃まで行われます。
本学で実施するものや,同センターで実施するものを合わせると,今年度は延べ58人の大学教員が研修講師として教員研修を行います。
愛教大会場として研修初日に行った保健体育の研修講座では,教科の指導方法の理解を深め,授業改善の具体的な事例についての実技や協議を通して,教科指導力の向上を図ることを目的に,保健体育講座森勇示教授から,「自分の実践を変える視点」についての講義と,「授業分析とワークショップ」についての演習が行われました。
愛知県内の小中学校教員のうち,保健体育を専門とし,教員として10年経験をした約70人がこの研修講座を受講し,有意義な一日を過ごしました。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)