2020年9月13日 理科教育講座 星博幸教授が「日本地質学会論文賞」の受賞講演を行いました。
2020年09月16日
9月13日(日),一般社団法人日本地質学会の「日本地質学会2020年度顕彰・各賞表彰・記念講演」がYouTube Liveで実施されました。今年度の「日本地質学会論文賞」は本学の理科教育講座 星博幸教授が受賞しており,ビデオメッセージで受賞講演を行いました。
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星教授の講演に先立ち,日本地質学会の磯崎行雄会長(東京大学教授)より,受賞論文について「星氏は自身の仕事も含めて,日本海拡大に関した多くの論文をコンパイルし,そのコンパイルから新しいアイデアを提案し立証した。『丁寧な地質調査をベースにした年代学的・古地磁気学的調査』の結実」と授賞理由が説明されました。
講演で星教授は,論文の内容とともに,ちょうど論文執筆時にインフルエンザにかかり,解熱後2~3日の短期間で執筆したというエピソードも披露しました。また,「つまみ食い的なサンプリングでも大まかなイメージはできますが,正確なことを知るには基礎に戻る必要があります。今回の新しい年代観は地道な研究の積み重ねで見えてきました。これからも丁寧な地質調査を大切に研究に取り組んでいきたいです」と話しました。
星教授,受賞おめでとうございます!
(広報課 副課長 古田紀子)