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2021年12月25日 医教連携フォーラム2021を開催しました。

2022年01月06日

あいさつをする野田敦敬学長 あいさつをする野田敦敬学長

12月25日(土)、刈谷市中央生涯学習センターにて「医教連携フォーラム2021」を開催しました。

「医療・医学」と「教育学」の連携を深めていくことを目的として連携協定を締結している藤田医科大学と共同主催で「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践-そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり-」をテーマにフォーラムを開催しました。当日は養護教諭等の現職教員を中心に17人の参加がありました。

本学の野田敦敬学長によるあいさつから始まり、本フォーラムの内容などについて説明がありました。

前半は、本学養護教育講座の岡本陽准教授より実際に起こった誤食事故(インシデント)の事例分析を行い、学校におけるアレルギー対応体制について説明がありました。次に、藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授より、アナフィラキシーの症状などについて実際の写真や音声による具体例を交えて説明がありました。

後半は、座学では修得できない緊急時の対応について、人形とエピペン(練習用注射器)を用いて参加者全員が実際にシミュレーションを体験しました。

質疑応答の後、本学の杉浦慶一郎理事(連携・附属学校担当)による閉会のあいさつがあり、参加者とともに一日の内容を振り返りました。

岡本陽准教授による研究発表の様子岡本陽准教授による研究発表の様子

実際に針の出るエピペンを体験実際に針の出るエピペンを体験

質疑応答の様子質疑応答の様子

閉会のあいさつをする杉浦慶一郎理事閉会のあいさつをする杉浦慶一郎理事

参加者からは、「実際の画像や音声を使って分かりやすく教えていただけてよかった」「実際に針が出るエピペンを体験でき、自信を持つことができた」との感想が聞かれました。教育現場等での課題である食物アレルギーへの対応について、貴重な機会を提供することができ、今後につながる有意義なフォーラムとなりました。

(地域連携課 地域連携係 石垣果恋)

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