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2022年8月6日 ひらめき☆ときめきサイエンス2022「天気予報のツボ」を開催しました。

2022年08月23日

8月6日(土)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2022「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成・検証体験と合わせて学ぶ」を自然科学棟 地学系実験実習室にて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生18人が参加しました。

ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5・6年生、中学生、高校生を対象とした、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する理科教育講座 田口正和教授が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画・実施しました。

開講式のあと、気象予報士でもあるゲスト講師の槇野泰夫氏(日本気象予報士会東海支部)が、気圧・凝結・雨粒などに関する実験を紹介しました。次に、もうひとりのゲスト講師の多々良秀世氏(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り・予報文作りを教えていただき、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。その後、田口教授の指導・講義で、偏西風蛇行を想定した回転水槽実験を実施し、最後にまとめとして、天気予報の仕組み・歴史・課題などを勉強しました。

気象予報士多々良秀世氏による天気予報作成実習の様子 気象予報士多々良秀世氏による天気予報作成実習の様子 

田口正和教授による回転水槽実験の様子田口正和教授による回転水槽実験の様子

参加者からは「学校では習わなかったことを知ることができた」「実験などにより身近な天気について理解を深めることができた」という声が寄せられ、天気予報や科学により興味を持ってもらえた機会となりました。

(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)

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