Aichi University of Education

HOME > News & Topics > 2022年一覧 > 2022年11月掲載分 > 2022年11月13日 外国人留学生と海外からの共同研究者が初めての柿狩りを体験!

2022年11月13日 外国人留学生と海外からの共同研究者が初めての柿狩りを体験!

2022年11月22日

11月13日(日)、外国人留学生9人と海外からの共同研究者3人が秋空の下、大学近くの加藤農園(刈谷市)で初めての柿狩りを体験しました。この体験会は、刈谷市国際交流協会親善ボランティア(KIFAV)文化交流グループが主催したもので、参加者は柿狩りやレクレーション交流を通してボランティアの方々と楽しい時間を過ごしました。

今回の柿狩り体験会は、「コロナ禍で活動が制限されている中、外国人のみなさんに少しでも日本の良さを知っていただきたい」という思いが込められ、本学からは、総務・財務担当の新津勝二理事と国際企画課の職員1人が参加して留学生のサポートを行いました。

最初に、文化交流グループリーダーの西岡美子さんから体験会の趣旨説明が行われ、その後、会場となった加藤農園の加藤賢次さんから、柿狩りの方法について丁寧な説明が行われました。次に、参加者全員の自己紹介が行われた後、2チームに分かれて指定された木の柿を協力し合いながら収穫しました。はさみの使い方や高いところの柿の取り方などはその都度農園やボランティアの方々がアドバイスを行い、およそ30分間で200個を超える大きな柿を収穫することができました。また、収穫前後には、チーム毎にレクレーションが行われ、柿に関するクイズに正解して喜ぶ姿や、お手玉を使った得点ゲームに一喜一憂する場面も随所で見られ、農園内に楽しい笑い声や歓声が響き渡りました。

あいさつする刈谷市国際交流協会親善ボランティアの西岡美子さんあいさつする刈谷市国際交流協会
親善ボランティアの西岡美子さん

農園の加藤賢次さんによる柿の説明農園の加藤賢次さんによる柿の説明

参加者は、収穫したおいしそうな柿をお土産として手渡され、加藤農園とボランティアの方々に感謝の気持ちと、来年も柿狩り体験会および地域の国際交流が継続されることを願っていることを伝え大学に帰りました。

柿を収穫する外国人留学生柿を収穫する外国人留学生

お手玉で得点ゲームお手玉で得点ゲーム

【参加者の感想】

インドネシア出身のレイさん

柿狩りをするのは初めてです。私の国には柿があまりありませんので、今の秋の季節、加藤農園でたくさんの柿の並木を見て、柿がすぐにとれるのは本当に素晴らしくて、すてきだと思います。また、ボランティアの皆さんからの柿のことについていろいろな情報、例えば柿にはビタミンCがたくさん入っていて、柿の種類のことも教えていただいて勉強になりました。帰る時にお土産で柿をいただいてとても嬉しいです。ボランティアの皆さんはとても親切です。お世話になりました。このイベントに参加させていただいて心から感謝いたします。機会があればまたお会いしたいです。これからもよろしくお願いいたします。

中国出身の汪さん

ボランティアの方々が農園にある柿の木や柿の取り方などを丁寧に説明してくださいました。柿の木は高くなく手を上げれば届くので、簡単に柿をちぎることができました。柿に関するクイズに答えて、柿にはビタミンCが豊富で体に良いことも初めて知りました。最後にお土産としていただいた柿は甘くてシャキシャキして、とてもおいしかったです。今回の柿狩りに参加できて本当に良かったです。この機会を与えてくださったボランティアの皆さんに感謝いたします。

バングラデシュ出身のタレクさん

バングラデシュにも柿がありますが、食べられる柿と食べられない柿の両方があります。しかし日本の柿は独特で、一番おいしいと思います。柿狩りは私の人生で初めてで、すごく楽しかったです。ボランティアの皆さんがとても親切で、温かく迎えてくださいました。また柿狩りの取り方も教えてもらい、たくさんの柿を取りました。柿狩りを終えてから柿に関するクイズで柿に関して知識を教えてもらいました。その後ゲームも一緒に楽しく挑戦しました。最後に貴重なお土産を頂きました。新しい体験をして、たくさんのことも知ることができて非常にうれしく思います。このような交流会やイベントに参加した際にいつも自分の家族と一緒に過ごしているように感じて、非常に幸せです。ボランティアの皆さんに改めて心の底から厚くお礼申し上げます。

【刈谷市国際交流協会親善ボランティア(KIFAV)文化交流グループの感想】

柿狩り実行委員 渡部久恵さん

お天気が心配される中、柿狩りができたことは、本当に良かったと思います。雨が降る前に終えたいと早め早めのスケジュール展開でしたが、留学生の皆さんにクイズやゲームも楽しんでもらえたようで、とても嬉しいです。

文化交流グループ リーダー 西岡美子さん

柿狩り体験では、すっかり顔馴染みになった留学生が脚立に昇り、木になっている柿を一生懸命に、もぎ取っている姿が微笑ましく感じました。留学生と愛教大の職員の方々にお越しいただき、柿狩り、クイズとゲームで盛り上がり皆さんの笑顔を間近で見ることができて、私達も有意義な楽しい時間となりました。

全体の集合写真全体の集合写真

(国際企画課 国際交流係長 高木遠慧)

高校生の為の受験生応援ページ

このページを印刷する