2022年11月16日 「安全衛生委員会主催 職員研修」を開催
2022年12月02日
11月16日(水)に、本学第一会議室にて、健康支援センター榊原 洋子准教授を講師とした安全衛生委員会主催職員研修を開催し、20人(会場9人、オンライン11人)が参加しました。
安全衛生委員会では、「みなおそう 職場安全!安全と健康を持続させよう」を今年度のスローガンとし安全衛生管理等の活動を行っており、本職員研修は、職員の職場環境や自身の健康に対する知識や意識を高めることを目的として初めて企画・開催しました。
はじめに、安全衛生委員会委員長の新津勝二理事による講師紹介および職員研修の趣旨説明が行われた後、榊原准教授から「ワークデザイン思考で快適キャンパス・健康職場!」をテーマとした講義が行われました。講義前半では、健康安全に関する法律や健康経営の考え方、本学の事故事例に基づく事故が起こるメカニズムや防止策について説明がありました。
講義後半では、デスクワークにおける環境・姿勢、水泳授業の暑熱環境対策や会議室・教室のアルコール消毒等の身近な事例に関して、科学的根拠に基づいた改善の紹介があり、これまで身近なことで「当たり前」と思っていたことを自ら見直し改善することの重要性について説明がありました。
研修終了後の質疑応答では、新型コロナウイルス感染症対策における教室等の消毒作業の必要性について質問があり、今後の対策の必要性や考え方について榊原准教授からお話がありました。
研修終了後のアンケートでは、参加者から「職場環境について今までにない視点を示していただきありがとうございました」、「参考となる事例を多く聞くことができ、労働・環境・安全について関連して考えるよい機会をいただけました」、「『あなたの健康があってこそ笑顔があふれる健康職場』に貢献したいと思いました」という感想が寄せられ、職場環境や健康に対する知識や意識を高める機会となりました。
(人事労務課 労務・福祉係長 藤本健)