Aichi University of Education

HOME > News & Topics > 2023年一覧 > 2023年01月掲載分 > 2022年12月24日 医教連携フォーラム2022を開催しました。

2022年12月24日 医教連携フォーラム2022を開催しました。

2023年01月20日

12月24日(土)、岡崎市図書館交流プラザ りぶらにて「医教連携フォーラム2022」を開催しました。

「医」と「教」の連携を深めていくことを目的として連携協定を締結している藤田医科大学と共同開催で「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践-そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり-」をテーマにフォーラムを開催しました。今年度で7回目の開催となり、当日は養護教諭等の現職教員を中心に13人の参加がありました。

本学の野田敦敬学長によるあいさつから始まり、前半は、本学地域連携センター委員の岡本陽准教授より実際に起こった誤食事故(インシデント)の事例分析と学校におけるアレルギー対応体制について説明がありました。次に、藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授より、アナフィラキシーの症状等について実際の写真や音声による事例を交えて説明がありました。

開会のあいさつをする野田敦敬学長開会のあいさつをする野田敦敬学長

岡本陽准教授による研究発表の様子岡本陽准教授による研究発表の様子

後半は、座学では習得できない緊急時の対応について、人形と練習用注射器を用いて参加者全員が実際にエピペンの実技トレーニングを行いました。

石原慎教授によるエピペン使用説明の様子石原慎教授によるエピペン使用説明の様子

実際に針の出るエピペンを体験実際に針の出るエピペンを体験

最後に、質疑応答および本学の大鹿聖公地域連携センター長による閉会のあいさつがあり、アレルギー対応の重要性を踏まえながら、1日の内容を振り返り、本フォーラムの総括としました。

質疑応答の様子質疑応答の様子

閉会のあいさつをする大鹿聖公地域連携センター長閉会のあいさつをする大鹿聖公地域連携センター長

参加者からは、「アレルギーに関する学校での対応をどのように構築していけばよいかについて深く学ぶことができました」「実際に針の出るエピペンを打つことができて、針の太さも実感することができました」などの感想がありました。教育現場等での課題である食物アレルギーへの対応を学ぶ貴重な機会となり、今後につながる有意義なフォーラムとなりました。

(地域連携課 地域連携係 山下湧生)

高校生の為の受験生応援ページ

このページを印刷する