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2023年4月10日~5月12日 附属図書館にて仲山進作名誉教授の作品を展示しています。

2023年04月19日

4月10日(月) 附属図書館にて仲山進作名誉教授の作品「遠近法(は)」を展示しました。

仲山名誉教授は、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程(鋳金)の一期生であり、美術学部総代として修士の学位記を受領しました。

仲山名誉教授が修了した東京藝術大学には、卒業および修了制作の中から、特に優秀な作品を選定し大学が買い上げる制度があり、仲山名誉教授の当時の修了制作「遠近法(い)(ろ)」は、買い上げ作品として同大に収蔵されました。また、この作品はサロン・ド・プランタン賞も受賞しました。

この度、同大の大学美術館にて買い上げ作品1万件の中から約100件を厳選して展示する「藝大コレクション展2023『買上展』」(2023年5月7日まで)が開催され、この「遠近法(い)(ろ)」も展示されました。このことを記念して、本学で所蔵している在職中に制作された「遠近法(は)」(1988年)を展示することに至りました。

仲山名誉教授は、1966年4月に本学美術教室に着任の後、2000年3月まで34年間本学に在職しました。本学においては、1982年に教授となり、1988年に総合科学課程総合造形コースの設立に参画し、国公立大学では初めてのガラス造形の人材と設備を設置し、ガラス造形文化の基を築きました。また、本学講堂の正面にあるモニュメント、薬師寺東塔の「水煙」を設置した台座は、古典的作品と現代的造形との調和を意図した仲山名誉教授によるデザインです。

展示の様子展示の様子

「遠近法(は)」は、2023年5月12日(金)まで、3階のチェンバレン・杉浦文庫横にて展示しています。どうぞこの機会にご覧ください。

(学術研究支援課 図書館運営室長 島村瑞穂)

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