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2023年8月21日 愛知県ユネスコスクール指導者研修会を開催しました。

2023年09月08日

sdgs17

8月21日(月)に愛知県生涯学習推進センターで、「愛知県ユネスコスクール指導者研修会」を開催しました。本学は「ユネスコスクール学校間支援ネットワーク」に加盟し、県内のユネスコスクールを支援する支援校として活動しています。本研修会は愛知県内外のユネスコスクール先進校による実践活動の報告や情報交換を通じ、ユネスコスクール間のネットワーク作りを支援するため、また未加盟校へのESD活動の取り組みのきっかけづくりにしていただくために毎年開催しており、今年で12回目の開催となります。今年度は愛知県教育委員会が主催する「ESD・SDGs推進指導者研修会」との同日開催となりました。

研修会でははじめに本学の杉浦慶一郎連携・附属学校担当理事が開会のあいさつを行いました。杉浦理事は「高校でも探究が始まり先生方は試行錯誤されているところかと思う。今回の発表を参考に肩肘張らずに取り組んでいただければ」と話しました。

事例発表事例発表

続けて県内外のユネスコスクール先進校が実践事例を発表しました。名張市立薦原小学校の中矢佳代校長、京都市立安朱小学校の服部真実教諭、松宮紘平教諭、学校法人誠心学園浜松開誠館中学校・高等学校の伊藤亮課長、本学附属岡崎中学校の佐藤裕一教諭、同特別支援学校の好田元希教諭の5校の教諭が、それぞれの学校での取り組みを紹介しました。生徒たちが地域住民や商店街・企業等と連携して活動したり、調べ学習を行ったりする中で、持続可能性な社会について考え、取り組んでいく様子が発表されました。

ディスカッションの様子ディスカッションの様子

各校からの実践事例の発表後、本学地域連携センターの田口達也委員の司会のもと「学校現場でESDをより広めていくには」をテーマにディスカッションを行いました。会場からは教科として位置づけたESD実践についてやESDカレンダーについて等、さまざまな質問があり、活発な意見交換が行われました。

閉会のあいさつでは、大鹿聖公地域連携センター長が「今回発表した学校も初めからすごいことをしていたわけではない。ESDをすると子どもの顔つきが明るく変わる。そのような子どもたちの成長を楽しむことが教員の楽しみであり、その何気ない活動が発表につながっている。会場の皆さんも次回はぜひ発表者側で参加してほしい」と総括しました。参加者からは「実践例をたくさん見られて参考になった」等の感想が寄せられ、有意義な研修会となりました。

(地域連携課長 古田紀子)

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