2023年11月6日 令和5年度総合防災・防火訓練を実施
2023年11月16日
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて令和2年から4年までの3年間は、学生の避難訓練を含む総合防災・防火訓練は控えていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いていることから、11月6日(月)に、令和5年度総合防災・防火訓練を実施し、学生、教職員合わせて約550人が参加しました。
昼過ぎに計画していた煙道訓練は強風のため中止となりましたが、その後の訓練は計画通り、午後3時45分に南海トラフ地震が発生したとの想定で、非常災害対策本部を設置し、野田敦敬学長から非常災害対策本部員に対して、「各自万全の体制で対応せよ」と指示があり、訓練開始となりました。
同時に、学内で講義を受けていた学生に対する避難指示の放送が流れ、434人の学生がAUEスクエアに避難しました。授業担当教員による避難状況の確認と報告後、午後4時20分頃、防災・防火委員会副委員長の野地恒有理事の宣言により、学生の避難訓練は終了しました。
また、事務職員が組織する自衛消防隊による防災・防火訓練では、各班長の指示により、班員たちは真剣な表情で各自、学生の避難誘導、屋内消火栓による初期消火や負傷者の救出救護などの訓練に取り組みました。さらに、AUEスクエアで災害対策班初期消火係による消火器の操作説明および、学生、職員による実技訓練を行いました。
最後に、野田学長から、「非常災害対策本部では、119番通報訓練を行った際、消防署と本番さながらに詳細なやりとりを行う等、実践的な訓練ができました。細かい反省点はあると思いますが、また来年に向けて改善して取り組んでいただきたいと思います」との講評があり、全訓練は終了しました。
今回の訓練により、学生・教職員の防災への関心が深まるよい機会となりました。今後も今回の訓練で得られた教訓を生かした防災訓練を実施し、防災意識を高めてまいります。
(総務課 危機管理係 河合光)