2025年7月22日~29日、8月20日~25日に「Chromebook・iPad・授業支援ツール体験会」を「こらぼ」で開催

2025年09月08日

sdgs17

2025年7月22日~29日および8月20日~25日に、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門の拠点「こらぼ」にて、体験型研修会「Chromebook・iPad・授業支援ツール体験会」を開催しました。期間中は、主に3年生を中心に約20人の学生が来場しました。

この研修会は、9月末から始まる教育実習に向けて、学生がChromebookやiPad、授業支援ツールに実際に触れて体験し、教育実習での活用につなげることを目的として、7月・8月・9月にそれぞれ約1週間ずつ実施する計画の一環です。愛知県内の小中学校で使用されている各種授業支援ツールや、プロジェクター・書画カメラ・モニター・電子黒板なども試せる内容となっています。

来場した学生は、受付で自分の教育実習先の自治体で使用されているタブレットのOSや授業支援ツールについて確認し、それに応じて主体的に学習を進める形式で研修を行いました。

特に、愛知県内の複数の市町村で導入されているChromebookについては、見たことも触ったこともない学生が多く、学生ICT支援員が中心となって、よく使われる機能を体験できる課題やヒント集を作成し、学生が自分のペースで必要な機能を選んで体験できるようにしました。

iPadやWindows端末の基本操作については既に知っている学生が多いものの、各自治体で使用されている授業支援ツールには触れたことがない学生が多く、今回は6種類のツールを用意し、希望する学生がそれぞれの自治体で使われているツールを体験できるようにしました。

また、プロジェクターやモニター(電子黒板)、書画カメラの接続についても、授業で見たことはあっても自分で接続した経験がない学生が多く、試行錯誤しながら意図した映像を映し出せた際には、喜ぶ姿が多く見られました。

参加者からいただいたアンケートの要望を基に、内容や方法を改善し、次回は2025年9月2日~9日に体験会を実施する予定です。

参加者がヒント集など見ながら体験している様子 参加者がヒント集など見ながら体験している様子

試行錯誤しながらプロジェクターへの接続を行っている様子 試行錯誤しながらプロジェクターへの接続を行っている様子

【参加者の感想】

・実習前にいろいろなツールをさわって、少し授業イメージが湧きました!
・Chromebookを使うことが初めてだったので貴重な体験になりました。

【学生ICT支援員の感想】

降田英佑さん(義務教育専攻 ICT活用支援専修4年)
「教育実習でどのようにICTを活用できるか」という質問が多くありましたが、自分の教育実習の経験を踏まえて伝えることができました。アプリの使い方だけでなく、機器の接続についてもアドバイスできました。

森由佳さん(義務教育専攻 ICT活用支援専修4年)
自治体によって使用する端末やツールは異なります。実習前に1度学内で体験してもらえた皆さんには、是非教育実習で生かしてもらえればと思います。

細川祥吾さん(教育ガバナンスコース4年)
学生が授業支援ツールを実際に体験することで、教育現場での具体的な活用法を考えるきっかけになっていました。学生ICT支援員としても、多くの学びを得ることができ、有意義な時間でした。

(教職キャリアセンター ICT普及推進統括部門 「こらぼ」 正木香)

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