2025年8月22日、26日に附属高校と大学が共同で「水泳教室」を実施

2025年09月11日

sdgs17

8月22、26日に子どもキャンパスプロジェクトの一環として、刈谷市洲原温水プールにて大学生と附属高校の生徒が連携し、刈谷市立くすのき園の利用者(延べ8人)の方に向けて水泳教室を実施しました。

洲原温水プール(内観) 洲原温水プール(内観)

洲原温水プール(外観) 洲原温水プール(外観)

附属高校の生徒(2人)は総合の授業で探究活動(附高ゼミ)を行っている一環で、将来、特別支援学校の教員になるために、利用者の方へどう支援したらよいかを学ぶことができました。大学生(1人)は将来、高校教員(保健体育)を目指しており、高校生と活動を共に行うことで、生徒の様子やコミュニケーションの取り方などを学ぶことができました。高校生、大学生にとって将来の選択肢の幅を広げる交流となりました。

附属高校生の感想

【生徒Aの感想】
今回くすのき園の方と水泳を実施し、利用者さんの表情や雰囲気を強く感じることができました。私は、将来特別支援学校の先生になりたいという夢があり、その想いがより強くなりました。この経験を必ず生かしていきたいと思います!

【生徒Bの感想】
準備段階では、利用者さんと会話を通してプールでの活動を行うと思っていました。実際は泳いだり、一緒に水泳を行うことが一番利用者さんにとっても楽しいのだということがわかり、共に体を動かしながらコミュニケーションを取ることが大切だと感じました。また、じっとしているより動いていた方が楽しそうだったので、とにかくいろいろ試してみて好きな事やできることを探すのが大事だと思いました。将来は特別支援学級の先生になりたいと思っているので、児童一人一人にあった活動や、その子のやれる事を増やせるよう学びを深めていこうと思います。

大学生の感想

【大学生Aの感想】
高校生と話す機会を設けていただき、コミュニケーションの方法や実際の様子を知ることができました。私自身、高校教員を目指しており、自身の夢のためにとても有意義な時間を過ごすことができました。プールの時間では、くすのき園の利用者の方が、どのようなことができるのか、考えながら活動を行いました。利用者の皆様がとても楽しそうに活動を行っていて、私自身も共に楽しみながら活動を行うことができました。ここで得た経験を、社会に出た際に生かしていきたいと思います。

 

(愛知教育大学附属高等学校 教諭 白石達也・三井陽介)

(愛知教育大学 保健体育講座 講師 村松愛梨奈)

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