2025年11月22日 「地域連携フォーラム2025」を開催

2025年12月12日

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11月22日(土)、本学を会場として地域連携フォーラム2025を開催しました。本フォーラムは「未来をともに創る 私たちのSDGs」をテーマに掲げ、協働的で持続可能な地域連携の実現に向け、多様な他者・資源・機会との「つながり」の創出を目指すことを目的に実施しました。

初めに開会あいさつとして、野田敦敬学長からフォーラムへの参加の御礼と、今後を担う生徒・学生・地域の皆様への期待が語られました。続けて刈谷市教育委員会教育長佐野吉則様から来賓ごあいさつをいただきました。

司会を務める本学学生団体SAGAが団体発足以降の活動紹介を行ったのち、各種団体の取り組みが発表されました。株式会社デンソーからは青少年育成を目指した理科出張授業や地域共生のための伝統行事への参画ならびに文化継承について、刈谷市役所市民協働課からは事業者や市民活動団体等も交えた共存・協働のまちづくりに向けた取り組みについて、刈谷市教育委員会からは地域が一丸となって子どもたちを育むため実施する地域学校協働活動について、それぞれ発表が行われました。3者が取り組む地域に根ざした活動に対し、参加者は時折、相づちを打ちながら熱心に聞き入っていました。

株式会社デンソーの取り組み発表 株式会社デンソーの取り組み発表

刈谷市役所市民協働課の取り組み発表 刈谷市役所市民協働課の取り組み発表

刈谷市教育委員会の取り組み発表 刈谷市教育委員会の取り組み発表

実践発表の後、参加者は3つの班に分かれ、同日に学内で開催していた「あつまれ!子どもキャンパス」を参観しました。本イベントは本学が進める未来共創プランの取り組みの一環として行っているもので、笑顔を見せながら活動する子どもたちの様子を、参加者も温かい眼差しで見守っていました。

後半では「『ひと』『もの』『こと』との出会いを大切にした協働的で持続可能な地域連携について」をテーマとして、刈谷市のまちづくりコーディネーターの方がファシリテーターとなりグループ協議を行いました。それぞれの活動の情報共有や現状についての話し合いを基に、「地域におけるさまざまな活動同士がつながるために、自ら発信し続けていくことが大切」など活発な意見が交わされました。

あつまれ!子どもキャンパス参観の様子 あつまれ!子どもキャンパス参観の様子

グループ協議の様子 グループ協議の様子

本フォーラムを実施した週の11月20日は「世界子どもの日」でもあります。本学はユネスコスクールとしてこのような活動が、子どもにとってより良い世界を構築するための対話や行動につながる、子どもの権利を主張・促進するきっかけとなることを願っています。 参加者からは「多世代での意見交換は有意義でした」「これからは自分から人とのつながりを作っていこうと思った」などの感想が寄せられ、生徒・学生・社会人の枠組みを越え、共に手を携えてこれからの地域連携を担う気持ちを一つにした有意義な会となりました。

(地域連携課 地域連携係 柘植貴史)

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