2025年9月25日 名古屋学芸大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。

2025年10月03日

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9月25日(木)、本部棟第三会議室において、本学と名古屋学芸大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、名古屋学芸大学からは、杉浦康夫学長および3人の大学関係者が出席しました。

この協定の目的は、「本学大学院への受験・入学を希望し名古屋学芸大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」です。今までに同様の協定を椙山女学園大学、愛知東邦大学、鈴鹿大学、愛知淑徳大学、愛知大学、岡崎女子大学、南山大学、中京大学、東海学園大学、中部学院大学、岐阜協立大学、金城学院大学、中部大学と締結しており、名古屋学芸大学は14校目の協定締結校となります。

これまでも名古屋学芸大学から教職大学院に進学する学生はいましたが、今回の協定締結により、本学の教職大学院へ進学を希望する名古屋学芸大学の卒業見込みの学生は、特別選抜(推薦入試)を経て入学することができ、また、名古屋学芸大学の学生は、教職大学院の行事や取り組みなどに参加することができるようになります。

締結式では、本学伊藤貴啓理事(教育・学生担当)から、協定締結の経緯や趣旨、協定などの概要説明があり、その後、両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。

署名後、本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の全国平均倍率が2.5倍となっており、愛知県も同じような状況になっております。そんな状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じています。この協定により名古屋学芸大学に入学し、教員免許を取得後、本学教職大学院に進学し、まさに高度な教員になっていく実績を積み重ねて行きたいと考えております。今後は、このご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めることができたらと期待しております」とのあいさつがありました。

名古屋学芸大学の杉浦学長からは「本学では毎年十数人が小学校教諭として採用されています。貴学との協定締結を機に、小学校教員を目指す学生が増えるよう努力していきたいと思っています。このような大学間の連携というのは、初めてですので、学生同士が切磋琢磨しながら自分たちの力をつけて道を切り開いていくこと、大学教員側も、学生をどういう教員に育てたいかを、学生と共に作っていく立場であると思っております。そのためにも、愛知教育大学の経験を教えていただきながら、我々も努力していきたいと思っておりますので、より一層の交流を深めながらお導きいただければと思います」との話があり、締結式を終えました。

 

名古屋学芸大学の杉浦康夫学長(左)<br>本学の野田敦敬学長(右)名古屋学芸大学の杉浦康夫学長(左)
本学の野田敦敬学長(右)

両学長による記念撮影 両学長による記念撮影
 

出席者全員による記念撮影 出席者全員による記念撮影
 

(総務課 副課長 繁野美奈)

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