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2025年11月14日 令和7年度総合防災・防火訓練を実施
2025年11月27日
11月14日(金)に、令和7年度総合防災・防火訓練を実施しました。
本訓練に先立ち、午前10時00分から昼休みにかけて、防災の「体験・見学ブース」として、P2 駐車場で「起震車体験、ポンプ車展示」を実施し、延べ156人が参加しました。参加者は最大震度7の猛烈な地震の揺れに対し、まったく身動きが取れず必死にテーブルにしがみついて耐えるしかない状況に、地震の脅威を身をもって思い知らされました。
その後行われた総合防災・防火訓練には、学生、教職員合わせて約800人が参加しました。午後3時45分に南海トラフ地震が発生したとの想定で学内の放送設備から緊急地震速報を放送し、これを合図に非常災害対策本部を設置し、野田敦敬学長から非常災害対策本部員に対して、「各自万全の体制で対応せよ」と指示があり、訓練開始となりました。
同時に、学内で講義を受けていた学生に対する避難指示の放送が流れ、676人の学生がAUEスクエアに避難しました。授業担当教員および自衛消防隊による避難状況や帰宅困難者の確認と報告後、防災・防火委員会副委員長の伊藤貴啓理事の宣言により、学生の避難訓練は終了しました。
自衛消防隊各班の班員たちは、学生の避難誘導や屋内消火栓による初期消火、負傷者の救出救護などの訓練に、真剣な表情で取り組みました。
学生と教職員のそれぞれの訓練の最後に、野田学長から講評が行われました。学生に対しては、非常時には各地域の中核になって活躍する立場になるため、日ごろから避難所等の災害への備えについて関心を持ってほしいこと、教職員に対しては、今回の訓練に対する改善を行い非常時に備えたいことが述べられ、全訓練は終了しました。
本訓練を通して、学生、教職員一人一人が、災害時にどのような判断や行動が必要になるのかを自ら考え、実行することができました。
今回の防災・防火訓練や防災体験により、常日ごろから災害に備えることの重要性をあらためて再認識しました。今後もこの教訓を踏まえ、より一層防災に対する意識を高めてまいります。
(総務課 危機管理係)
起震車体験の様子
ポンプ車展示の様子
避難する学生の様子
野田敦敬学長による講評の様子
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