2025年12月26日 「医教連携フォーラム2025」を開催しました。

2026年01月13日

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12月26日(金)、刈谷市総合文化センターアイリスにて「救急車を呼ぶ? 呼ばない? 学校現場での救急対応 ~医教連携フォーラム2025~」を、本学と藤田医科大学の共同で開催しました。「医教連携フォーラム」は、両大学が連携協定を締結して以来、形を変えながら継続して実施している取り組みです。ここ数年は食物アレルギーへの緊急対応をテーマとして好評を得てきましたが、今年度は過去の参加者アンケートの結果を踏まえ、学校現場での救急対応をテーマに開催しました。当日は、養護教諭を中心に多くの学校関係者が参加しました。

浅田知恵特別教授(左)と石原慎教授(右)浅田知恵特別教授(左)と石原慎教授(右)

前半では2つの講演を行いました。まず、本学養護教育講座の浅田知恵特別教授が「確かめておきたい! 学校での救急対応」をテーマに講演しました。学校現場での負傷や重大事故の発生状況に関する統計データ、自治体の対処フローチャートなどをもとに解説し、判断に迷う場面で現場が抱える困難についても紹介しました。続いて、藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授が「もしものときの"対応の基本"~あなたならどうしますか?~」をテーマに講演しました。食物アレルギー、けいれん、頭部・顔面の打撲、骨折などが発生した際に、救急車を要請すべき場合と医療機関を受診すべき場合の判断基準、さらに保護者への伝え方について解説しました。

後半では、本学地域連携センター委員の岡本陽准教授も加わり、ワークショップ「対応に困った事例を共有し、みんなで対応を考えよう」を実施しました。参加者はグループに分かれ、学校現場で判断に迷った事例とその際の対応を共有し、より良い対応について意見交換を行いました。グループ内での議論の後、選定した事例を全体で共有し、石原教授が医療者の視点からコメントを加えました。

ワークショップ「対応に困った事例を共有し、みんなで対応を考えよう」の様子1 ワークショップ「対応に困った事例を共有し、みんなで対応を考えよう」の様子1

ワークショップ「対応に困った事例を共有し、みんなで対応を考えよう」の様子2 ワークショップ「対応に困った事例を共有し、みんなで対応を考えよう」の様子2

本フォーラムは、学校現場で事故や病気が発生した際に、養護教諭をはじめとする学校関係者が自信をもって判断・対応できるようになること、また事例共有を通して実践的な知見を深めることを目的に企画しました。フォーラム後のアンケートでは、「判断基準が分かりとても勉強になった」「今後は自信を持って対応できると思った」「事例を共有することで自分の対応を振り返ることができた」などの声が寄せられ、有意義な研修となりました。

(地域連携課長 古田 紀子)

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