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2026年8月5日 岐阜県大垣市で「医教連携フォーラム2026 in岐阜」を開催しました。
2026年08月21日
8月5日(水)、「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践 ~医教連携フォーラム2026 in 岐阜~」を、本学と藤田医科大学が共同開催しました。この医教連携フォーラムは毎年開催しており、好評を得ています。今年は2年ぶりに岐阜県での開催となりました。大垣市教育委員会との共催により、大垣市スイトピアセンターで実施し、養護教諭を中心に、岐阜県内から43人が参加しました。
岡本陽准教授による研究発表の様子
フォーラム前半では、本学地域連携センター委員の岡本陽准教授が「学校におけるアレルギー対応体制構築」をテーマに研究発表を行いました。平常時および緊急時における学校の対応について説明があり、日頃から職員間で情報共有を行うことの重要性や、アレルギー発症時の対応のポイントを確認しました。また、これまで開発してきた現職教員向け研修のトレーニングプログラムも紹介され、緊急時に適切な対応ができるよう、定期的な研修の必要性が示されました。
石原慎教授によるエピペン使用説明の様子
続いて、藤田医科大学地域連携教育推進センターの石原慎教授による「食物アレルギーの基礎とアナフィラキシーの症状」と題したワークショップが行われました。ワークショップでは、食物アレルギーに関する基礎知識について、実際の症例を写真や音声を用いながら紹介し、食物アレルギーかどうかを判断する際には「皮膚を見る」ことが重要であると、参加者に繰り返し伝えられました。また、新たに登場した経鼻投与アドレナリン製剤「ネフィー」についても紹介があり、エピペンとの違いや学校での取り扱い方、使用方法、使用時の注意点について解説しました。
実技トレーニングの様子
フォーラム後半では、「アナフィラキシー発症時の対応実技トレーニング」として、本物の針が出る注射器シミュレーターと実際の筋肉の弾力を再現したマネキンを使用し、エピペンを打つ実技トレーニングを行いました。まず石原教授から、失敗してもやり直しができ、最終的には確実に成功できる注射の方法が紹介され、その後参加者全員が手順とポイントを確認しながら実技に取り組みました。
実技トレーニング後には質疑応答が行われ、「嘔吐のため横向きで寝ている場合、体位を変えてからエピペンを打つべきか」「移動教室の際はどのように管理すればよいか」など、講習内容についてや、学校生活を想定した質問が寄せられ、両講師が丁寧に回答しました。
フォーラム後のアンケートでは、「エピペンやネフィーの使い方がよく分かった」「皮膚を見ることの大切さを再認識した」「学校で研修を行う際のポイントを学ぶことができた」といった感想が寄せられました。参加者が多くの学びを得られたことがうかがえ、有意義な研修となりました。
過去に本フォーラムを受講した教員が、児童生徒の体調不良を食物アレルギーによるものと適切に判断し、迅速な対応につなげることができた事例も紹介されました。本学では、より多くの学校でアレルギー対応体制が整備され、緊急時には教職員の誰もが適切に対応できるよう、今後も研修を実施してまいります。
(地域連携課 地域連携係)
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